「前厄:まえやく」
本厄の前年にあたり、表面上は運気順調に見えても内面は衰運に向かい、褒賞評価、悪事露見など良くも悪くも表面化し易く、表裏の隔たりと吉凶の落差が大きくなる年回りとされています。
奢侈(しゃし:過度のぜいたく)に流れる、火難、離別、争い、契約(証書・印鑑)の過ちなどに注意が必要となります。
いままでの年で奉仕、陰徳、努力を重ねてきた方は、名誉に浴し評価される傾向があります。しかし来年は本厄に入るので、前年として慎み、誘惑に乗ってヤケドしないように注意しましょう。
また、うまく活用すれば先見の明を養い、悪癖や悪縁と決別する機会でもあります。
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